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W650 TPS-FCR KIT リリース!!

こんにちわ。

今回は(今回も?!)マニアックな新製品のご案内です。

数量限定 2~3 SET予定です!!

W650用の DUAL FCR キャブレターです。

今回も拘って作ってます。

その拘り、開発秘話をお送りします。



1. Concept

キット製作にあたっては、ストックTPSの装着とエア・ボックスの使用でマックスパワー達成する事でした。

これは、ダブルエムTPS-SPシリーズ全てに共通する課題ですが、キャブレターを正確にマウントし克つエア・ボックスダクトとの接続、そして作業性の担保。

しかしWで、それらを狭いスペースの中に織り込むのはパズルの様な組み立てでした。


sankou2.jpg
concept.jpg



2. Product

設計は吸気管長設定の要となる、インレットマニフォールドからスタート。
 
生成された混合気を、ストックヘッドのインレットポートにスムースな形状で導入する為にA2017Sで削りだしたマニフォールドを装着。

社内で設計され、社内工場でスタッフによる製作。
 
そして、狙った寸法と物理的な問題、ダイノと走行による実機運転テスト…

最終形状を見据えながら、このパーツは5回の設計変更とそれに伴うテストを幾度も繰り返した。


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sankou.jpg



3. System

次に、少量生産スペシャルメイドの為、問題となったのが左右キャブレターのスロットル開閉方法。

TPSを装備しない他社製品では、コンプリートセットされた多気筒用をモディファイしているが単気筒用をベースとする仕様ではその方法は適用出来ない… 

ならば、どうするか?その答えは -DUAL THROTTLE- 独立した2本のスロットルワイヤーによるレースライクな構造だ。 

古くはトライアンフやハーレーのツイン群、そしてヤマハTZを代表とする国産レーシングマシンに採用。

シンプルを追求するとこうなった。 
しかし問題も有る、左右キャブレターの同調だ。 
これには、スロットルバルブの無負荷状態での正確なセットアップが前提で、内蔵されるリンクの調整など熟練が必要。

例えば、スロットルバルブが全閉であっても左右のキャブでリンクの立ち上がり位置の調整が違うと、スロットルバルブのスライディング・スピードが揃わずパフォーマンスを発揮する事が出来ない。

全開位置の調整が狂っていると、ストレートを走行時スロットルバルブが振動で全開に成りきらないなど、その調整には多く経験を要する。

そうそれは、機械に対する正しい考察と確かな技術をもって、取り付け作業を行わなければならないのです。



dual.jpg

system.jpg



4. Tuning
様々な問題を、クリアする為の方法論と実際の作業。
 
それらを繰り返しながら、やっとマシンはロードテストにそしてダイナモテストへと駒を進めます。  
心躍る最初のエンジン始動!

最初の設定は二次曲線を描く、一気に吹きあがる官能的な仕様。 

しかしこれでは、ツインのアクセルを開けただけトラクションを与えれる
コントラーブルな特性をうまく使えない。 しかしセッティングは大きくは外していない。

次にそのネガを解消すべく、スロージェット~ジェットニードルとセットアップしていく。

ここで、ダイナモ上の全開過渡特性に問題が無かったが実走では、アクセル急開で異様に濃くうまく加速出来なかった。 

まぁ、本来が多気筒マシンに供給する為のポンプキャパシティだから予測の内ポンプのストローク規制をするスペ―サを製作してこの問題もクリア。

さらには、ピークパワーが思うほど伸びない… ダイナモ上では、苦しそうな吸気音を上げながら機関は廻り続ける。

実走では、観察出来ない事が逆にダイナモ上ではじっくり観察出来たりもする。 

SRがCRキャブレターではエアクリーナを受け付けたがFCRキャブレターでは取り外さなければ、パフォーマンスを発揮できなかったのと同じフィーリング。

案の定、エアクリーナ・エレメントを外すとパワーは一気に解放される。

しかし中速域の過渡特性が乱れてしまう。
 
再び、ダイナモ上で観察するが、Wのエレメントがエア・ボックスの横から差し込む構造の為そこを解放してしまうのが悪影響?であるのか。

乱れる吸気音が耳にうるさい。 そこで、サイドカバーのを装着して運転してみると吸気音も整って過渡特性も良好になるが、

今度は少しピークが落ち込む… 吸い込む事の出来る空気量が減ったから? 
しかし、サイドカバー装着で発揮される中速域の性能をスポイルする事は出来ない。

ここで簡単なアイデアでブレーク・スル―  

サイドカバー内側に貼られたスポンジを外す事によって空気量を確保、エアボックスの性能も保持したまま、大きくパワーアップする事に成功! 

W650StdとW800StdそしてWM-SPLの比較データを参考迄に記載するが、このグラフがどれだけのモノであるか、Wオーナーが一番良く分かると思う。


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5. Complete

こうして様々な行程を経て、W650 Dual FCR TPS-SP 完成です。

確かなテクニックとこころを制御する事の出来る大人のW乗りに向け限定リリース開始です! 

DSCF4756_convert_20110926182900.jpg

CAF13501 
W650 TPS-FCR KIT

¥152250(145000税別) 





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Author:ダブルエム
ダブルエムです。

2010年2月よりコチラに引越しました!

ホームページはコチラから・・・
    ↓
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